長野銀行の特徴と選ばれる理由

長野銀行と第二地方銀行

長銀の愛称で親しまれる長野銀行は、地域密着型の経営を展開する第二地方銀行です。地域密着型というのは、特定の地域をターゲットにして預金や融資などの金融サービスを提供することで、地域経済の活性化に大きな影響があります。とくに長野銀行は店舗のほとんどを長野県内に集中させており、地域社会における存在感が大きいです。このような地域密着型金融機関は地方銀行や第二地方銀行に多く、日本全国に100行以上が存在します。

長野銀行の特徴は、個人および小規模な地域企業への融資業務を積極的におこなっていることです。とくに法人向けローン商品は充実しており、農業や医療など業種限定のローンや、経営基盤強化、創業支援など用途ごとのローンを取扱っています。法人向け定期預金で資金を増やすこともできますが、急にまとまった資金が必要となるケースも珍しくないため、積極的にローンを取引している長野銀行を利用していれば万が一の際にも安心です。

一方で、第二地方銀行である長野銀行ならではの欠点もあります。たとえば長野銀行のような第二地方銀行は、小規模の民間金融機関だった無尽会社(http://d-arch.ide.go.jp/je_archive/society/wp_unu_jpn85.html)をルーツとしているため、最初から株式会社として経営していた地方銀行や都市銀行に比べて資産規模が小さいのです。金融機関は預金や手数料などからなる資産を使って融資をおこなうため、資産が少ない長野銀行のような第二地方銀行は融資金額が少ないのです。預金の適用金利も低い傾向にあり、資産運用を図っても効果が薄くなりがちです。

個人利用者のなかには長野銀行以外の金融機関を併用する人も多いです。長野銀行は元々普通銀行が専門としていた預金などの金融商品だけでなく、保険商品や投資商品も取扱っていますが、どちらも本家の保険会社や証券会社に比べると品揃えが少ないためです。そのため商品によっては他の金融機関で契約したほうが便利な場合があります。